hashimotochanのブログ

大学3年生が思ったことを気ままに書いています。

日本という国の自意識過剰と個人レベルの外交

こんにちは!橋本です。

 

国内で何かネガティブな内容のニュースがあるたびに「外国ではそんなことないのに」「日本人として恥ずかしい」と言われることがありますよね。不祥事など時事ネタから、投票率が低いだとかの社会トレンドなどいろいろなネタがあります。

 

たしかにそのようなニュースが海外に伝わるのは確かです。ものによっては本当に恥ずかしいことです。そう思います。確かに笑われることもあるでしょう。でも。自意識過剰だと思う時があります。だって大体の日本国外の反応は、

 

「そんなの知らねーよ!!!」

 

だと思うんです。

考えてみてください。海外で起こった情けない事件、ぱっと思い出せますか?思い出せないというのは日本だけで情けない事件が起こっているからではありません。それぞれ国内で盛り上がっているだけということです。

 

それよりも、個人が個人に与える影響を大事にしてほしいなと思うんです。

 

偏見の持続性

例えば、中国語をしゃべっている観光をしているらしき集団が道にひろがって大きな声でおしゃべりしていたら。

「ああ、中国人はそういうことをする人たちなんだな」

そう思ってしまう可能性って、なくはないと思います。

これはその人が元から持っている「中国人観光客」に対するネガティブな偏見に合わせて物事を見たからです。残念なことですが、悪い偏見は覆すことがとても難しい。悪い偏見への証拠は偏見を持っているので注目しやすく、集まって更に偏見を増長させることになります。

 

逆に言えば。

その悪い偏見を持っている人が、同じ中国人の集団の一人に、落としたものを拾ってもらったりしたら。とても嬉しくなるのではないでしょうか。印象深いと思います。

もしかしたら、偏見の法則にしたがって、中国人としてではなくて、その人を例外として扱うことになるかもしれません。やはり脳みそは都合が悪くできています。

しかし、そのような例外が一人はいることが脳みそに刻まれるはずです。

 

個人の与えうる影響

ここまで日本でマナーが悪いなどと悪い偏見を持たれやすい中国人の集団観光客という例を使って話してきました。ただ、これは中国人の集団観光客に向けて書いているわけではありません。今までの話がそのまま日本人にも、というより誰にでも当てはまるのです。

自分が海外旅行に行かない人でも関係ありません。日本に遊びに来る外国人旅行客はたくさんいます。もしその人がたまたま私を呼び止めたら、その返答が日本という国の印象を形作るのです。

 

まとめ

相手が自分やその国に対して偏見を持つことは止められません。

だからせめて、自分が対峙する相手には日本人に良い印象を持ってもらえるように行動できたらいいなと思います。